1948-01-24 第2回国会 衆議院 本会議 第6号 第一次欧州大戰後のドイツの復興状態をしばらく回顧いたしまするに、かの有名なるワイマール憲法を制定して、平和的民主的ドイツの復興を企ててましたにもかかわらず、敗戰後の社会的、経済的弱点に乘じまして、急進社会主義者等の跋扈は、ややともすれば暴力革命を誘導せんとし、他面ユダヤ暴力の利己的跋扈によつて、國家の存立を無視する経済秩序の破壊的行為があり、ドイツはまさに累卵の危うきに立ち至たつたことは、御承知の通 苫米地義三